出演は二人です、こぶたの三びきとオオカミ、こぶたたちのお母さん、それに村の人たちを二人で演じています。

まずは手遊びコーナーでウォーミングアップ
まずは、お話を始めるその前に?!「光と影の手遊び」のコーナーがあります。これは手を使ってできる影の形で遊ぶコーナーです。さてさて、なにができるかお楽しみ。子ども達はかかし座のお兄さんお姉さんが作り出す手影絵の形に興味津々、アッという間に影絵の世界に入ってしまいます。そして自分でも作ってみようとして頑張って自分の手を動かしています。できたかな?一緒に作れると楽しいよね!

俳優ふたりで登場人物6人

さて、「三びきのこぶた」のはじまり、はじまり。スクリーンの前でかかし座のお兄さんがみんなに語り掛けながらお話は進みます。もう一人はスクリーンの裏側へ行って影絵人形を操っています。軽快な音楽に載ってお家作り、わら・木・レンガの家をそれぞれ作ってこぶた達は大満足。しかし、そこへ現れたのはおなかをすかせた一匹のオオカミ。このオオカミ、なんとさっきまでみんなにお話をしてくれていたお兄さんがセリフで「そこへ一匹のオオカミがやってきました。」と言ったかと思うと、その場でオオカミに変身!オオカミ役になってこぶたが作った家へ出かけていきます。

平面の人形、立体のかぶり物、十文字の人形
皆さんが良く知っている「三びきのこぶた」のお話ですが、かかし座の影絵になると、棒が付いた影絵人形の他に、俳優の頭に大きなオオカミの頭の人形を付けて体は人間で頭はオオカミになったかぶり物の影絵人形となって登場したり、人形自体がクルッと回って変身する十字人形も出てきます。こちらは先生方の興味を引くところかもしれません。


思わずオオカミさんを応援しちゃう?!
子ども達はお兄さんの語り掛けにものすごく反応してくれます。面白いことは子ども達がこぶたの味方かと思えば、実はオオカミ役のお兄さんのセリフに反応して返事をしてくれたり、こぶたの行方を教えてくれたりと、オオカミの味方になっていることがあることです。子どもたちの反応はとても面白いですね、こんな様子が見ることができるのもスクリーン上の影絵の世界と俳優の生の演技を組み合わせたかかし座の影絵劇だからこそです。
子ども達と一緒に大人も楽しみながらご覧ください。