【かかし座ホットニュース2003】
(上から順に新しい記事となっています)




“横浜こどもアート体験プログラム”
 影絵体験講座「かかし座で遊ぼう!!」 
が行われました。

(11/11UP)
9月23日(祝)と10月19日(日)かかし座本社アートアンフィニースタジオにて“横浜こどもアート体験プログラム” 影絵体験講座「かかし座で遊ぼう!!」 が行われました。

この催しは横浜こどもアート体験プログラム実行委員会の主催によるもので、1回毎に完結する内容のものを全3回開催しています。
2回目にあたる10月19日(日)は当初の予想を上回る50人以上のこども達が集まりました。

今回のプログラムは
・かかし座星組の劇団員による手影絵のパフォーマンス
・“手影絵”体験コーナー
・影絵の世界探検ツアー
・作ってみよう影絵人形  など

 【手影絵体験】では怪獣やうさぎ、きりんなどをスクリーンやスタジオの壁に映しながらその作り方にチャレンジしました。また【影絵の世界探検ツアー】と銘打ったコーナーはいわゆる「ごっこ遊び」の応用です。参加者の皆さんにステージの中に入ってもらい、影<シルエット>の登場人物として、スクリーンに映し出される海の世界を泳ぎまわったり、そこに登場する海の動物たちと触れ合う“体験”を楽しみました。
そして【作ってみよう影絵人形】ではボール紙と割りばし、色セロハンを使って、動物や魚など影絵にしてみたいものを実際に作ってみました。中には家で作った影絵人形を持ってきてくれたお友達もいて、その力作ぶりに劇団員もビックリでした。
 約3時間の中で盛りだくさんの内容でしたが、好評のうちに終了、劇団員にとっても楽しいひと時でした。



「かかし座で遊ぼう!!」第3回目は11月22日(土)です。詳しくは下記までお問合せください。
皆様のご参加をお待ちしています!
問合せ先→045‐243‐0762(横浜こどものひろば)

横浜こどもアート体験プログラム実行委員会……とは
(財)横浜市芸術文化振興財団・(社)横浜演劇研究所・NPO法人横浜こどものひろば・劇団かかし座 他で構成されている実行委員会です。
今回のプログラムは文化庁が主催する「文化体験プログラム支援事業」として横浜市との共催によって行われているものです。
こどもや市民が年間を通じて様々な文化に触れ、体験できる機会をつくるモデル事業として今回ご紹介した「かかし座で遊ぼう!!」のほか様々なプログラムを開催しています。

※横浜こどもアート体験プログラムに関するお問合せは
横浜こどものひろば TEL 045‐243‐0762 までお願いします。


月刊「幼稚園」(小学館)11月号
に影絵遊びが掲載されました。
(10/02UP)




団かかし座の影絵遊びが、月刊「幼稚園」11月号に「チャレンジかげえ」として紹介されました。3ページのカラフルな紙面構成の中で、手影絵と簡単な割りばし影絵人形の作り方が掲載されています。この本は「3,4,5,6歳の学習雑誌」と表紙に記載されていてとてもコンセプトがはっきりしています。別冊付録には影絵人形の型紙も掲載されていて、すぐに親子で遊べる様に工夫されています。日本中でこの記事を読んだ子どもたちが、影絵遊びを楽しんでくれる事と思います。

幼稚園 11月号 平成15年(2003年)11月1日発行
発行所 小学館 定価490円



○関連ページ▽

出版物のページ(かかし座ホームページ内)

小学館





「ケト゚ペカムイの槍」第2回平取町公演開催される
〜昔話伝承の地で大好評!9月1日平取町貫気別中学校にて〜
(2003/09/25UP)



監修者、萱野茂さん宅にて
(左から劇団員・土山、澤谷、原口、白川、西垣
かかし座代表・後藤、演出・太宰久男先生、中央が萱野茂さん)
撮影・劇団員、浅水
団かかし座では毎年、8月末から9月にかけて北海道の学校公演を実施しています。昨年と今年はアイヌの昔話(ウェペケレ)に題材を求めた「ケト゚ペカムイの槍」の北海道公演を実施し、道内の各学校でも大変好評をいただきました。今回は昨年に続き、この作品の監修者である萱野茂さんがお住まいで、この作品の伝承の地でもある平取町をお訪ねし、9月1日に公演をする事が出来ました。
 萱野茂さんはアイヌ文化の保存、育成に長年に渡って力を注いでおられ、たくさんのウェペケレ(口承民話)やユーカラ(神話)を日本語に訳して紹介されています。かかし座が公演中の「ケト゚ペカムイの槍」もそうしたウェペケレの一つで、公演の実現に向けては大変お世話になりました。そこでかかし座は、この作品の北海道公演の時には出来るだけ二風谷(平取町)にお伺いしてこのお話の生まれた場所での公演を実現したいと考えています。
今回の公演も萱野茂さんや、萱野志朗さんのご紹介により実現しました。
公演場所は平取町内の貫気別中学校です。生徒数の少ない小さな中学校ですが、お隣の小学校や、町内の方も集まってくださりとても暖かい公演になりました。
終了後は生徒達から声をかけられたり、中学校からお手紙をいただいたりいたしました。公演班のメンバーはいつもより幾分緊張しての公演を無事に終え、ホッと胸をなで下ろしていました。
公演の様子は、劇団員日記の手記などをご参照下さい。


○「ケト゚ペカムイの槍」班責、西垣勝の日記
○貫気別中学校からのお便り



「NHK連続人形劇のすべて」が発刊されました
(08/28UP)



DVDによる「人形劇クロニクルシリーズ」の発刊は既にお知らせいたしましたが、今回「NHK連続人形劇のすべて」(発行・株式会社アスキー 2003年4月)と題する書籍が発刊されました。
NHKで放送されてきた連続人形劇についてのカラーグラフィティー、作品データやストーリーダイジェストなどファン必見の資料集になっています。劇団かかし座に関しては、P88〜89の2ページに渡ってDVDの第1巻にも収録された「家なき子」についての解説や紹介がされています。
かかし座のページも必見ですが、他の作品のページも大変に貴重です。業界でNHK初期のテレビの世界を称して俗に「テレビのゆりかごの時代」という言い方をするのですが、まさにその時代に作られたテレビ人形劇のスタッフや出演者の豪華な事!いくつか挙げてみますと、声の出演{黒柳徹子、里見京子、中山千夏、熊倉一雄、大竹宏、若山弦蔵}原作{手塚治虫、星新一、井上ひさし、小松左京}音楽{宇野誠一郎、富田勲}などなど錚々たるスタッフ・キャストによってテレビ人形劇が作られてきた事がわかります。繰演も、結城孫三郎、武田喜之助、伊東万里子、須田輪太郎、などの各氏が実際に演じていた時代です。まさに、あの時代のテレビが作ってきたものを感じられる書籍です。

書名「NHK連続人形劇のすべて」
発行 株式会社アスキー
発売 株式会社エンターブレイン
連絡先 エンターブレイン営業局03-5433-7850(ダイヤルイン)
2003年4月30日初版発行




「NHK人形劇♪音楽集」が発売されました
(07/19UP)


レビ人形劇クロニクルシリーズの番外編として「NHK人形劇♪音楽集」が発売になりました。これは各人形劇シリーズのテーマソングや挿入歌を当時の映像と共に収録してあるものです。
かかし座の出演作品の歌は残念ながら収録されておりませんが、かかし座関連の貴重な映像が収録されています。当時かかし座は「かかし工房」という名前でミニチュアセットの製作などもしていた様なのですが、その仕事で「チロリン村とくるみの木」に協力させていただいていたのです。
多分、このDVDの中に収録されているチロリン村関連の歌の中で「♯01チロリン村とくるみの木(テーマソング)」「♯03春がきたよ」の映像に出てくるチロリン村全体のミニチュアセットは「かかし工房」の仕事だと思われます。また、「映像特典 人形劇クロニクルこぼれ話」にそういった事に関する現代表(後藤圭)のインタビューも収録されています。
是非見てくださいね。

NHK人形劇クロニクルシリーズ
DVD¥3,980(税抜)/片面一層/MPEG-2/DOLBY DIGITAL
2003年4月25日発売
「NHK人形劇♪音楽集」(約65分)(品番:ASHB-1155)

NHK人形劇クロニクルシリーズ商品に関するお申し込みおよびお問い合わせ
アミューズソフト販売(株)宣伝販促部
 TEL:03-5457-3391  FAX:03-5457-3347




人形劇クロニクルシリーズが発売されました。
(07/19UP)


年のホットニュースでお伝えしたDVDのシリーズが発売になりました。(03年1月)
懐かしい「ちろりん村とくるみの木」「ひょっこりひょうたん島」などのテレビ人形劇シリーズがDVDで見られる様になったわけです。その中の「Vol.1 チロリン村とくるみの木 黎明期の人形劇」の中に収録されている「家なき子 最終回」がかかし座の影絵によって製作された番組です。
「家なき子」は1955年の4月6日〜9月28日まで全26回の放送をしたシリーズで以下の様なスタッフでした。
作/エクトル・マロ 脚色/山内義雄 脚色/中島よしお 音楽/武満徹 美術/宇佐見忠雄 演出/萩原良太郎 製作/籐 泰隆(後藤泰隆)
声の出演は 加藤幸子(語り手) 花井 満(レミ) 川久保潔(ドリスコル)他のみなさんでした。
当時、劇団かかし座はNHKテレビの専属劇団として活躍していましたので、それはもうたくさんの番組に関わっていたわけです。連続テレビ人形劇が始まる前から実は「連続テレビ影絵劇」なるものがいくつもあったのです。この「家なき子」はそのシリーズの中の一つでした。
このDVDには、現劇団代表(後藤圭)のインタビューも収録されています。

NHK人形劇クロニクルシリーズ
DVD 各巻 ¥4,800(税抜)/片面一層/MPEG-2/DOLBY DIGITAL
2003年1月24日発売

Vol.1 チロリン村とくるみの木 黎明期の人形劇 劇団やまいも、劇団かかし座、結城座
(約123分)(品番:ASHB-1115)
収録内容 
○ テレビ天助漫遊期 第四回 山賊ブラブラ ブ平登場の巻
○ 家なき子 最終回(第26回)
○ チロリン村とくるみの木 第811回 九年目の春
○ チロリン村とくるみの木 最終回(第812回) さよならみなさんおげんきで
○ チロリン村の村長選挙(映画)
ほかに伊東万里子、後藤圭、里見京子、小澤正子、インタビュー等収録。

NHK人形劇クロニクルシリーズ商品に関するお申し込みおよびお問い合わせ
アミューズソフト販売(株)宣伝販促部
 TEL:03-5457-3391  FAX:03-5457-3347



「ケト゚ペカムイの槍」が
厚生労働省社会保障審議会・推薦児童福祉文化財
に選ばれました。

(07/11UP)

生労働省社会保障審議会会長より3月6日付けで、「ケト゚ペカムイの槍」を児童福祉法の規定により推薦児童福祉文化財に決定したとの通知が届きました。この賞は旧・厚生省中央児童福祉審議会の推薦文化財に相当するものです。
 かかし座の長い歴史の中で受賞した影絵作品は多数ありますが、特にここ20年近くは、制作した舞台公演作品の全てが推薦文化財ないし特別推薦文化財を受賞しております。これは「影絵表現」と「俳優表現」が融合した作品スタイルに対し、その独自性および斬新性を評価して頂けた結果と思っております。そしてお蔭をもちまして現在では、かかし座スタイルは演劇の1スタイルとして多くの方に認知頂けるようになりました。
これからも意欲的な新作品を発表し続けていきます。これからも従来の作品以上にクオリティーの高い作品を目指して制作しています。是非ご期待下さい。






NHK「なつかしのみんなのうた」
にかかし座が登場
07/11UP
、NHKは放送開始50周年事業で様々な過去の記録を掘り起こしたり放送したりしています。その動きの中に「なつかしのみんなのうた」のシリーズがあります。むかしむかし放送になった「みんなのうた」を探し出して放送しているものなのですが、6月の「なつかしのみんなのうた」に40年以上前のかかし座の出演したものが放送になりました。歌は「あわて床屋」演奏はボニージャックスです。初放送は1961年!今あらためて見てみると、当時の絵作りの素朴さに思わずにっこりしてしまいます。しかし、当時の何もない中で「影絵」を始めた創立者やメンバーの心意気が伝わってくる様な気がして感慨深い放送でした。放送日、時間は6月中の毎日曜日22:55からでした。「しるえっと かかし座」というテロップが映し出されます。この放送は多分フィルムによる記録から起こしたものだろうと思います。当時はビデオテープはまだありませんでしたので、全部が生放送でした。でも「みんなの歌」のように何度も放送するものはフィルム収録であったかもしれません。もっとも当時の「みんなの歌」が何度も放送する様なスタイルであったかどうか、まったく調べてはおりませんので詳しい事は分かりません。もしかしたら倉庫に眠っている古い資料の中に何か手がかりがあるのかもしれません。





かかし座の手影絵ショー
日本テレビ「世界まる見えテレビ特捜部!」に登場!
(07/11UP)


評ある劇団かかし座の手影絵ショーが5月19日(月)の日本テレビ「世界まる見えテレビ特捜部!」に登場しました。
 この番組は世界のいろいろな出来事や珍しい映像をビデオや再現映像で紹介しています。この放送では、世界の大がかりなイリュージョン(手品)の数々を紹介した後に、日本の代表的な伝統的イリュージョン(!)としてかかし座の手影絵が紹介されました。
 先日、日本テレビのスタジオに行って、放送のために短くアレンジした手影絵のショーを収録してきました。ショーの後でビートたけしさんや所ジョージさんなど出演者の方が手影絵に挑戦するコーナーもあり楽しいシーンが収録出来ました。
放送の翌日から、学校公演でかかし座の劇団員は子ども達に一躍大人気となり、「テレビ見たよー」「テレビに出た人でしょう?」と盛んに声をかけられていました。




劇団かかし座がNHKのなんと!大河ドラマの「武蔵」に協力!?
(2003/01/04UP)



2002/12/26

 当劇団かかし座はNHKとは浅からぬ縁がございまして、出演回数などについて創立者は約1万回!と称しておりました。
これが決して冗談ではない程NHKTVには何かと出演してまいりましたが、大河ドラマに協力したのは多分始めてではないでしょうか。かつては連続ドラマ「鳴門秘帳」などでもずいぶん影絵の出演をいたしましたが、今回は大河ドラマです。(あっ!両方とも原作は吉川英治ですね!?)
もっとも今回は直接の出演ではなく「指導」でありました。
何をしてきたか、と申しますと「武蔵」の下記放送分で宮本武蔵さんが本阿弥光悦さんにつれられて遊郭に行くシーンがあります。
そこで光悦さんが禿(かむろ)たちに手影絵をやってみせるシーンがあります。ここでお呼びがかかったわけですね。津川雅彦さん演じる本阿弥光悦に手影絵を「指導」してしまったわけです。津川雅彦さん上手に手影絵をして下さいました。本日収録してまいりました。お疲れ様でした。
 皆さん、大河ドラマ「武蔵」のこの回だけは絶対見逃してはいけませんよ。

2003年大河ドラマ「武蔵」 第11回「修羅の道へ!」
放送予定 総合TV 平成15年3月16日(日)20:00〜
      (再)      3月22日(日)13:05〜
     BS2  平成15年3月16日(日)22:00〜
     Hi−V 平成15年3月16日(日)

イヤー、やはり市川新之助さんはスターさんでした。なかなかです。

(K)  

影あそびを掲載した「月刊クーヨン」が発売になりました。
(2003/01/04UP)



 
先日のニュースでお知らせした影あそびの掲載された「月刊クーヨン」が新春早々に発売になりました。1月初旬発売の2月号、93ページからの「あそびのメソッド・オニあそび」の中の100ページに、劇団代表後藤圭の指導による「影オニあそび」が掲載されています。
かかし座が経営するアートアンフィニースクールのリトミッククラスに通う子どもたちも元気に遊んでいる様子が写っています。
ぜひ本屋さんで買ってみてください。
 これは余談ですが、実は「影オニあそび」の4ページ前で「わらべうたによるオニあそび」を紹介している後藤田純生さんは元、NHKのディレクターで、劇団かかし座ともずいぶん沢山のお仕事をしてきた方なのです。
やーお懐かしい!奇遇ですなあ!ぜひ、またお会いしたいと思っています。
この本は本屋さんで次の様に聞いてください。

コミュニケーションマガジン「月刊クーヨン」2月号 発行・クレヨンハウス 発行人・落合恵子 定価980円

(K)