おはなし
この作品は、劇団かかし座が近年本格的に取り組んでいる
幼児を対象においた
シルエット・ミニシアターです。
幼児教育の現場で長い間子どもと共に過ごしてきた
気鋭の若手演出家、花輪 充さんが演出にあたりました。
かかし座の持つ
影絵の美しさや楽しさに、
子どもを巻き込んでいくアクティブな面白さ
が加わりました。
かかし座でいちばん小さなかわいいステージにご期待ください。
プログラム
オープニング
サロペットのポケットの中から、三人のいたずら好きの小人たちが現れます。

いったいこれからなにがはじまるのでしょう?

あれ?小人さんたちは、なにか見つけたぞ!
シルエットショー
いろいろな影や光がいろいろな話を作るシルエットショー。

思わずほろりとしてしまう話から、不思議でワクワクする影絵まで、みんなをけっしてあきさせません。

映画じゃできない、影絵だからこそのライブなショータイム
なにをたべてきたの(作/岸田衿子)

しろぶたくんがおなかをすかせながら歩いていると、おいしそうなリンゴがありました。
「おいしそうなきれいなリンゴ、いただきまーす。」
しろぶたくんはそう言ってリンゴをぺろりと食べました。
あれあれ?なんだかおなかが赤くなって、さっきより少しきれいになったみたい。
でもくいしんぼうのしろぶたくんまだまだおなかがすいています。

しろぶたくんは次にはなにをたべたかな?
はじめてのおつかい(作/筒井頼子)
ある日、みいちゃんにママが言いました。
「あかちゃんの牛乳がほしいんだけど、みいちゃんひとりでお使いできるかしら。」
みいちゃんはとびあがりました。
だって,今までひとりで出かけたことなんか一度もなかったのです。
みいちゃんはママから百円玉をふたつもらってげんきよく家を出ましたが...?

だれでも経験するはじめてのおつかい。
日常の暮らしの中の冒険がシルエットを使って展開します。

エンディング



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