感想文

<2004年度 学校公演のアンケートより>

豊浜小学校のアンケートより
(2004年1月26日上演)
 アイヌ民話が題材なので上演前まで心配する点もあったが、異文化理解や自然や生命への畏敬の念が培われ、大変よかったと思う。

 踊りや演技と影絵の構成が調和的であった。また生で張りのある声がよかった。声の出し方は子どもたちに「元気な返事」や「表現活動」の指導に繋いでゆくことができる。

 美しい色彩の影絵や音楽や歌は感性に訴え、情操教育によい。生演奏も大変よかった。

 大変苦労で骨の折れる仕事だと感じました。誠意ある仕事ぶりでした。


福岡市南区市民センターでの公演をご覧頂いた方からのお手紙
(2004年2月7日上演)
 若い男女の方々六人が舞台いっぱいに踊り、歌い、舞う。TVやCGに馴染んでいる子等が集中して見ている姿に感じ入りました。
 美しい昔々のアイヌの暮らし。北海道の山野を心安まる色で描かれた影絵の美しさ。知里幸恵のアイヌ神謡集の世界そのままに、木々や鳥が語る言葉の優しさ。幼い子等だけでなく、小、中、高の子どもにも見てほしい高い内容でした。かつてのアイヌの人々の生活を、さり気なくそのままに舞台に表現している企画力にも感心しました。(中略)
 求めていたより以上の素晴らしさに出会えた喜びをお伝えしたくて、ペンを執りました。かかし座さんの今後に期待し、劇団員の方々の健闘をお祈りしています。






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