おはなしのくに 星のおはじき
on air NHK ETV(教育テレビ)2006年2月6日(月)9:30〜9:45
再放送 2006年2月13日(月)9:30〜9:45


NHKおはなしのくに「星のおはじき」に出演 

NHK教育テレビの「おはなしのくに」は、世界の名作や日本の昔話を、語り手(俳優さん)のお話と人形や影絵、イラストなどの映像を組み合わせる「語り聞かせ」の番組です。かかし座は久しぶりのユニットの出演になりました。
今回のおはなしは安房直子原作による「星のおはじき」です。
お話は、川のほとりの小さい家におばあちゃんと二人だけで暮らしている「わたし」の心の動き、動揺や葛藤を描いたものです。「わたし」はちょっとした心の隙から、友達のおはじきをポケットに入れてしまいます。このおはじきを返す事が出来なくて苦しむ「わたし」に、まどから見える柳の木は「わたしがあずかってあげる」と、やさしいことばをかけてくれました。「わたし」のちょっとつらい思い出をやさしいタッチで描いた作品です。
語り手は女優の熊谷真実さんでした。
 通常の影絵の出演の場合には、数十センチ四方の作り込んだ影絵のパネルを場面毎に用意し、これを直接カメラで撮って俳優さんの画像と合成します。ところが今回は美術さんからの提案があり、半円筒形の大きな湾曲したスクリーンをスタジオに用意し、スクリーンに囲まれる様に位置した俳優さんを、カメラで同時に写し込んでいくことになりました。(スタジオの写真参照)
全く初めての撮影方法だったので難しい部分もありましたが、無事収録は終了しました。収録の方法も時代とともに変化が必要です。今回は良い機会になりました。



▲テストを繰り返す収録現場


▲スタジオ内に設置された大きな半円筒型スクリーン




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