【子どもと競争】
企画営業部 西垣祐子

 アートアンフィニーを担当して2年ほどです。(アートアンフィニーについてはホームページ内のコーナーをご覧ください。)最初はアンフィニースクールに通うお母さんの顔、子どもの顔が一致せず、何度か恥ずかしい思いをしました。
 私は主にバレエクラスやリトミッククラスのアシスタントをしています。現場での声を聞いてそれを上司に伝えます。これがなかなか気をつかう作業なんですが。
 一般的に「バレエのお教室は月謝が高いし、発表会に向けて高額の積み立てをしなければならないから、ただ『バレエが好きだから』といってそうそうできるものでもない」と思われているようです。しかし「それを庶民的な値段でやってしまおう!」というところが、かかし座らしいところです。だから入会される方々は「純粋に楽しみたいから」といった感じで来られます。私もバレエが大好きで、アンフィニーにバレエクラスができると聞いた時には小躍りして喜びました。幼い頃からやりたくてたまらなかったのですが、できる環境にいなかったので。しかし今では、気づいてみればもう9年近くバレエを習っています。感謝感激です!
 リトミッククラスですが、これはもうほんとにかわいくて仕方がありません。就園前の子ども達を相手にするわけですが、成長が目に見えてわかりびっくりさせられます。子どもから教わることは、愛情表現であったり、コミュニケーションのとりかた、意思の強さ、感じたことをどういう言葉で表現してくるか等々で、まったく日々勉強です。
 アンフィニーの担当者として私がもっと成長しなければならないのですが、つい楽しむだけに終わってしまう毎日です。上演部の人たちと違い毎日事務所にいると、外部との接触があまりないように思われがちですが、スクールに通ってくる子ども達と話をするのは本当に楽しく新鮮です。上演部であれば毎日違う場所に行き、違う子ども達と接します。私は昔上演部だった頃、その事になんだか物足りなさを感じたものでした。でも今では、ここにいれば「また今度ね!」と言えます。私もバレエを教わっている分、一緒に頑張ったりもできます。
 でも、子どもの吸収力には全くかなわないですが・・・・。負けず嫌いな私としては、倍も3倍もお稽古が必要です!最近では一日の時間がもう少し長くならないかと本気で思ってしまいます(笑)。