手影絵で遊ぶ本が出版されました
「手で遊ぶ おもしろ影絵ブック」



団かかし座の手影絵は近年いろいろなところで注目を集めていますが、今回まとまったかたちでの本が出版されました。タイトルは「手で遊ぶ おもしろ影絵ブック」全国の書店に並んでいます。(並んでいなかったら是非書店にご注文ください。)かかし座代表の後藤圭・著で出版社はPHP研究所です。とても見やすくて、わかりやすい本です。

かかし座の手影絵の探求は、1987年舞台公演作品「ミスターシャドウのおもちゃ箱/山んべ山っ子」の仕込みとともに始まりました。この作品の演出をお願いした関矢幸雄先生が「かかし座は影絵の劇団なのだから手影絵をやりなさい。手影絵には大変な可能性があるのだから。」とおっしゃいました。この一言で以後、現在までのかかし座のひとつの方向が示されました。当時はそんなに思いませんでしたが、今になってみると関矢先生の慧眼には恐れ入ります。かかし座の手影絵元年を1987年とすると現在まで十数年間少しずつ作りためてきた手影絵ははっきりしたものだけで数十種類、バリエーションまで含めれば軽く百種類は超えていると思われます。この本にはその中から四十数種の手影絵の作り方が平易な解説とともに掲載されています。
ぜひ全国の書店でお求めください。そしてご家庭や学校、地域でみなさんでお楽しみください。





「手で遊ぶおもしろ影絵ブック」
2005年4月27日第1版第1刷発行 定価:本体1,100円(税別)
著者 後藤圭 発行所 PHP研究所


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