今年(2016年)は、終戦直後の鎌倉に誕生した自由大学「鎌倉アカデミア」の創立70年に当たります。
劇団かかし座は、「鎌倉アカデミア」の演劇サークル「小熊座」を母体として故・後藤泰隆(とう たいりう)が設立したもので、いわば「鎌倉アカデミア」は、かかし座のルーツともいうべき存在です。
その創立を記念し、4月15日~17日の3日間、鎌倉市川喜多映画記念館において、特別イベントが開催されることになりました。
『影たちの祭り』が連日上映されるほか、数十年ぶりのお蔵出しとなるフィルム作品の特別公開やゲストトーク、影絵制作のワークショップも行われます。
かかし座影絵の多彩な魅力を、この機会に是非お楽しみ下さい。
  
私も今回の企画はとても楽しみにしています。
今回特にご注目いただきたいのは、かかし座初期の映像作品です。特に「アリババ〜」は映像素材としての影絵に大きな将来性とロマンを感じていた創立者の意気込みが感じられる力作です。フィルム作品をフィルム映写で見られる数少ない機会です。是非皆様にご来場頂いて共にフィルム映像を楽しむ機会にしたいと思います。
―劇団かかし座代表 後藤 圭

  

開催期間:2016年4月15日(金)~17日(日)
会場:鎌倉市川喜多映画記念館

  

3日間のタイムスケジュール:

4月15日(金)

10 時~『影たちの祭り』上映
13 時半~『影たちの祭り』上映+トークイベント ゲスト:後藤 圭(劇団かかし座代表)
  *宮沢賢治原作による影絵短編作品『やまなし』他の上映あり
  

4月16日(土)

10 時~ 親子影絵教室
13 時半~『影たちの祭り』上映+トークイベント ゲスト:大嶋 拓(映画監督)
 

4月17日(日)

10 時~『影たちの祭り』上映
13 時半~鎌倉シネサロン(トークイベント+影絵短編作品集上映)
ゲスト:若林一郎さん( 劇作家)  聞き手: 大嶋 拓さん( 映画監督)
  
*場合によっては上映素材・作品の変更がありますことをご了承ください。

■映画『影たちの祭り』上映


 『影たちの祭り』

2013 年/カラー/ブルーレイ/ 88 分
厚生労働省社会保障審議会特別推薦 児童福祉文化財
構成・撮影・ナレーション・監督: 大嶋拓
出演: 飯田周一、石井世紀、菊本香代、櫻本なつみ、後藤 圭
舞台や映像と幅広く活躍し、国内外で高く評価されてきた劇団かかし座を追ったドキュメンタリー。創立60 周年記念公演「Hand Shadows ANIMARE(ハンド・シャドウズ・アニマーレ)の稽古場風景や公演をカメラに収め、劇団員の影絵にかける思いと共に、かかし座の魅力に迫る。
映画公式ホームページ:http://www.kagetachi.com/
  
上映日時:

 4月15日(金)10時/13時半*
 4月16日(土)13時半*
 4月17日(日)10時

*印は上映後にトークイベントがございます。

15日(金) 13時半からの回上映後には、劇団かかし座代表の後藤圭によるトークと演出作品『キリスト(パイロット版)』、フルアニメーションによるシルエット映画『やまなし』(宮沢賢治原作)の上映がござまいす。
また、創立者の後藤泰隆によるかかし座初の長編影絵映画『アリババと40 人の盗賊』の貴重な上映もございます。
16日(土) 13時半の回上映後には『影たちの祭り』を手掛けられた大嶋拓監督に、本作の制作にまつわるエピソードや鎌倉アカデミア演劇科の教授であった父・青江舜二郎氏についてもお話しいただきます。  
  
*15日(金)13時半の回 トークイベントゲスト:後藤 圭(劇団かかし座代表) 
影絵美術家・演出家・プロデューサー。1955年、東京生まれ。79 年、父・後藤泰隆の急逝に伴い劇団かかし座を継ぐ。テレビ放送用影絵映画、影絵劇など作品多数。著書に『おもしろ影絵ブック』『子どもに人気! 「手ぐみ」あそび』(PHP 研究所刊)などがある。影絵および影絵劇を現代の芸術として確立することを目標としている。
   
トークイベント内 上映作品:
『アリババと40 人の盗賊』
1957 年/白黒/ 16mm / 22 分
『キリスト( パイロット版)』
1985 年/カラー/ 16mm / 4 分30 秒
『やまなし』原作: 宮沢賢治
1989 年/カラー/ 16mm / 17 分
  


『やまなし』
  
*16日(土)13時半の回 トークイベントゲスト:大嶋 拓(映画監督)
1963 年、東京生まれ。小学生の時、特撮ドラマの撮影現場を見学したことがきっかけで、8 ミリ映画を撮り始める。1994 年、初の劇場用長編作品『カナカナ』を監督。モントリオール、ベルリンなど多くの国際映画祭に招待され「新感覚の日本映画の出現」と注目を集めた。作品はほかに『火星のわが家』『凍える鏡』などがある。
  

■親子影絵教室

4月16日( 土) 10時~12時

影絵人形制作+影絵短編作品集上映(2 作品)
劇団かかし座の団員による、影絵人形作りのワークショップが開催されます。できあがった影絵人形は、スクリーンに投影で自由に遊んでみましょう。
また、劇団かかし座が制作した影絵アニメーションの上映もございます。滅多に見られない貴重な16mmフィルムでの上映となりますので、親子でぜひご参加ください!
  
◆参加費:500円(材料費込み/保護者は観覧料のみ必要)
   
◆16mmフィルム上映:『金のがちょう』、『おしゃれなカラス』
*3月19日( 土) 午前9時より電話(0467-23-2500) またはファックス(0467-23-2503) にて受付を開始いたします。「催し名」「お名前」「年齢」「電話番号」をお伝えください。
  
  

■鎌倉シネサロン「かかし座の思い出」

4月17日( 日) 13時半~ 

*終了は16 時頃を予定しています。
鎌倉アカデミアの卒業生であり、かかし座の台本を多数手掛けてきた劇作家の若林一郎さんにお越しいただき、かかし座との思い出をお話しいただきます。若林さんの担当作を含む影絵短編作品集の上映とともにぜひお楽しみください!
*影絵短編作品集の上映もございます。
   
ゲスト:若林一郎さん
劇作家。1931 年、東京・浅草生まれ。1947 年、鎌倉アカデミア演劇科に入学、1950 年の廃校まで在籍。1955 年ごろから、劇団かかし座が担当していたNHKの児童向け番組の台本を手がける。主な舞台作品に『かぐや姫』『星は歌っている』『あまんじゃくとうりこひめ』など。アニメーション台本には「W3 (ワンダースリー)」「オバケのQ太郎」などがある。2008年にリメイクされた「ヤッターマン」の主題歌作詞も担当。著書に『瞽女唄伝承』(ふるさと企画)。
  
シネサロン内影絵短編作品集
1.『笠地蔵』 脚本:伊藤海彦
2.『吉野の鼓』 脚本:広沢 栄
3.『町のねずみと田舎のねずみ』
4.『お百姓とライオン』 脚本:藤 泰隆
5.『ウサギとハリネズミ』 脚本:若林一郎
6.『空とぶ木馬』 脚本:若林一郎
料金:一般500 円 小・中学生250 円   チケット発売日:3 月19 日( 土)
(6 作品/16mm/ 合計 約65 分)

 
『空とぶ木馬』
  

■券種/料金

*『影たちの祭り』:一般1,000円、小中学生500円(全席自由・日時指定)
*親子影絵教室:500円(保護者は観覧料300円のみ必要)
*鎌倉シネサロン:一般500円、小・中学生250円
  

■チケット販売

●鎌倉市川喜多映画記念館
Tel.0467-23-2500
●たらば書房(鎌倉駅西口)
Tel.0467-22-2492
●島森書店(鎌倉駅東口)
Tel.0467-22-0266
●上州屋(大船駅東口・文房具店)
Tel.0467-43-1000
  
※3月19日(土)より発売。「親子影絵教室」のみ、同日より電話予約(Tel.0467-23-2500)にて受付
  

■会場:鎌倉市川喜多映画記念館

■お問い合わせ:鎌倉市川喜多映画記念館
 
Tel.0467-23-2500

〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-2-12 Tel.0467-23-2500
JR鎌倉駅・江ノ電鎌倉駅 東口下車。小町通りを鶴岡八幡宮に向かい徒歩約8分
※駐車設備がありませんので、公共交通機関をご利用ください。
  
チラシダウンロード

■主催:川喜多・KBSグループ(鎌倉市川喜多映画記念館指定管理者)
■協力: 劇団かかし座、鎌倉アカデミアを伝える会、鎌倉市中央図書館近代史資料室