2009年2月 のアーカイブ

2月最終日。

2009年2月28日 土曜日

今日は、朝から雲ひとつない快晴でした。

昨日の天候とはうってかわり、一気に春の到来かと思わせるような気温です。

週末ということもあって、お客様が多かったですねえ。ところが来月あたりからはさらに多くなりそう。なぜかと言いますと、春休みが始まるからなんですねえ。そうなると、学生さんの団体も多くなるのだそうです。これからもまた大忙しですね。しっかりお客様の誘導をしていかなければ。

今日は、合掌村からほど近いホテル『KKR下呂しらさぎ』さんの支配人が来場されました。ホテルのお客様からしらさぎ座の影絵劇の評判を聞いて『これは見てみなくては!』と馳せ参じたのだそうです。感想は、『たいへん良かった。これなら宿泊のお客様におすすめできます!』とのことでした!それから、帰り際に、『どうぞ、ウチの温泉にもつかりにいらしてください』と言っていただけました! さっそく、おうかがいいたします!

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今日は、下呂温泉合掌村開催中の、土雛の展示をご紹介させていただきます。写真は大戸家住宅にて。なかなか荘厳なものでしょう? 雛といいますが、いろいろな人形がいます。ふつうのお雛様の顔ぶれよりもバラエティにあふれていて、見ていて飽きません。

この雛人形は、すべて素焼きの人形なんですね。節句が近くなると、岐阜の東濃地方や三河あたりから行商人が売りにやってくるのだそうです。そして、子どもが生まれるたんびに一つずつ増やしていったのだそうです。こういう風習は、わたしの田舎の青森ではありませんねえ。たいへん興味深いです。

下呂温泉合掌村では、市内の家々から寄贈されたこれらの土雛を、2月20日から4月5日まで、村内の合掌家屋に飾っています。その数、およそ900点! しらさぎ座にも飾ってありますよ。

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そして、なんと、3月1日から15日までの土曜日と日曜日には、旧大戸家住宅の風情ある囲炉裏端にて、無料で甘酒をいただけるという素敵なイベントがあります(先着200名様)。この写真は、先日ケーブルテレビの撮影があったときに、合掌村の職員さんに無理矢理お願いして甘酒をおすそわけしてもらった時の写真です。囲炉裏端で、パチパチはぜる火を見ながらアツアツの甘酒をいただくのは最高に贅沢な気分でしたね。

そしてさらにさらに! 下呂温泉合掌村、来春を告げるイベントとして、『雛祭りコンサート』が3月8日(日曜日)に実施されます。こちらもまた旧大戸家住宅にて。午前9時30分から3回公演の予定です。もう、この日は、朝からコンサートを聴いて、しらさぎ座の影絵を観て、甘酒をいただくコースで決定ですね!

意外な再会。

2009年2月27日 金曜日

今日は、朝からみぞれまじりの荒天だったのですが、午前中の開場前にはあがりました。

その午前中の回にて。
愛知県の刈谷市から来られた、4人様のご家族。
奥様は、コブクロさんのプロモーションビデオをご覧になって、ぜひかかし座の影絵劇を観たいと、昨年12月に合掌村に来られたそうなのですが、あいにく休演期間で、今回やっと観られるとご満悦のご様子。
その奥様のおとなりに、息子さんが座ってらっしゃったのですが、手元を良く見ると、『ウサギ』の手影絵を作っているじゃないですか!
よくよくお話を聞いてみると、息子さんは昨年、学校でかかし座の影絵をご覧になったとのこと。そのときにその『ウサギ』を教わったのだそうです……って、これはまさか、と学校名を問いましたところ、確かに、わたしたちが、昨年11月に公演した学校名でした!
そのときは、『星の王子さま』をご覧になったようです。
こんなところで再会できるとは……なんとも嬉しいものですね。
そして、ご家族ぐるみでかかし座に興味をもっていてくださる、これもまた嬉しいものです。

相変わらずの雨ですが…。

2009年2月26日 木曜日

ここのところ、下呂は天候がよくありません。
一日中雨という日もあります。
乾燥しがちなしらさぎ座の中にとってはありがたいのですけれど、お客様にとってはなかなか辛いことです……と思いきや。
本日の上演には、午前、午後どちらの回も同じくらい、ずいぶんとたくさんのお客様においでいただきました。

団体さんが入ると、ゴッソリ埋まってしまうんですが、今回はじつはほとんど個人での来客です。それで客席がしっかり埋まってしまうのですから、合掌村はやはり人気があるのでしょうか。下呂温泉ももちろん人気があるのでしょうけれど。
開場の際、お客様のお話を聞きますと、竹原文楽をやっていたときに観に来られた方、その後の大衆演劇をやっていたときに来られた方など、リピーターさんがけっこうおられます。
わたしたちの舞台も、毎年リピーターさんが足しげく通っていただけるよう、よいものにしていきたいです!

防災訓練!

2009年2月25日 水曜日

下呂温泉合掌村は、ほとんど年中無休なのですが、
影絵昔話館『しらさぎ座』は、毎週水曜日が定休日となっております(ただし、GWおよび夏休み、11月は水曜日も一部上演します)。

その、水曜日の今日。
わたしたちは、久しぶりのオフだったのですが、『防災訓練に参加してほしい』という合掌村からの要請を受けました。
しかも、その火の元となる場所がしらさぎ座の舞台奥であるとのこと。
これは、参加しなくちゃいけないと、メンバー一同、参加することになりました。

さて、その防災訓練、放水や消火器噴射はしませんでしたが、消防署員さんの立ち会いのもと、合掌村職員さんをお客様にみたて、署員さんが準備したスモークマシン(!)をたきこめて開始しました。
本番中に火災が起きたという想定ですから、客席も真っ暗。舞台も薄暗い状態。
そんななか、わたしたちは、初期消火をしたり、お客さんを落ち着かせて非常口へ誘導したり、非常ベルを押したりと、いろいろなプロセスを実行しました。
消火栓のある位置からホースをしらさぎ座内に引き込み(実際は、降雨中だったので、ホースの噴水口だけを持って訓練を継続)、最終的な消火手段を終えて終了。
中身が水の、練習用の消火器で消火訓練をしたあと、消防署員さんの総括がありました。

『劇団の方々は、お客様にもしっかり声をかけており、落ち着いた避難誘導ができていたと思います。たいへんよくできていたと思います』

こんなお褒めの言葉を頂きました!
それでも、実際に火災が起きたときはこんなに落ち着いて行動できるとは思えませんから、褒められてもそこは謙虚に受け止め、しっかりと日々の公演を続けていきたいと思います。

そうそう。
芝居でも、そんなお褒めの言葉をいただけるよう、稽古、稽古!

雨の合掌村。

2009年2月24日 火曜日

ここ数日、下呂温泉では雨が続いております。

そんな中ですが、しらさぎ座ではお客様の足が途絶えることがありません。今日もまた、小さなお子様からご年配の方までたくさんのかたがたに来場いただきました。しかも、オヒネリまで頂いてしまいました! 『笑顔が良かった!』とのこと。女のコたちの笑顔が良かったんですって。男はそのへんはどうも苦手ですねえ……。

さて、雨に濡れた合掌造りの家屋もまた風流なものです。また、雨の後、気温の変化にもよりますが、茅葺きの切妻屋根からモコモコ蒸気がたちのぼることもあります。そんな風景を見るのも楽しいですよ。

こんな日でも、合掌村にはお客様がけっこう来場されてます。やっぱり、建物の中で楽しめるというところが天候に左右されない理由でしょうか? しらさぎ座は勿論ですが、まわりに建っている合掌家屋でもいろいろなお楽しみがあるんです。今日も、旧大戸家住宅で甘酒がふるまわれてました。ケーブルテレビの取材もありましたね。わたしたちも、本番後、ちゃっかりいただいてしまいました。囲炉裏端で、炎のパチパチはぜる中、自在鍵につり下げられた鉄鍋に入っている甘酒をいただくというのも風流なものです。

満員御礼!

2009年2月23日 月曜日

さっそく出ました!

しのつく雨の午前中の回です。地元、下呂の老人会の方々50名様の予約はもともとあったのですが、それ以外にもお客様の足が途絶えることなく、開演時間ごろに、ついに『満員御礼』のお札が入り口にかけられました。足元の悪い中、これだけのお客様に来ていただくなんて、ホント、嬉しいかぎりです。お帰りの際も、『面白かったよ』、『良かったよ』というお言葉を頂きました。こんな日がいつも続くよう、わたしたちも芸の腕を磨かねば!

そのお客様の中で、帰り際に下呂石のお話をしてくださったかたがおられました。

『湯が峰といえば、下呂石だねえ』

演目『しらさぎ伝説』で、下呂温泉が最初にあった湯が峰という山が登場します。その湯が峰が原産の下呂石は、石器の材料として有名だったんですね。そして、その石はここでしか採掘されないのだそうです。下呂といえば温泉かと思いましたら、それ以外にも有名なものがあるんですねえ。歴史上でいったら、下呂は、温泉で有名になる以前に、すでにこの石で有名だったんでしょうか。

ちなみに、湯が峰では、ほかにも小川石と呼ばれる石も採掘されるようです。

いろいろ、教わることもありますね。

『いらっしゃいませ! こちらのお席へどうぞ』

2009年2月22日 日曜日

今日の公演の1回目は、一部立ち見も出た大入り状態でした。
日曜日。日和もよいのが幸いして、合掌村もにぎわっておりました。
舞台表に出た瞬間、まんべんなくお客様がおられて、たいへん嬉しく思いましたね。
日々、こういう客入りにできるよう、精進していかねば!

さて、お客様を上手にお席にご案内するのもわたしたちの役目です。そのあたりはまだまだ慣れません。
桟敷席にきっちりお客様をお入れするのもなかなか難しい……。
こればっかりは、本番を重ねていかないと、ですね。

今日も、小坂からのお客様が観劇に来られてました。
小坂のかたがたの関心度の高さを感じますね。
そのご婦人は、趣味で子どもたちのために紙芝居を作って上演してらっしゃるとのこと。その中には、『力持ち小太郎』のお話もあるんですって。
ぜひ、観てみたいなあと思いました。
わたしたちの公演は、たいへん楽しんで観られたそうです。

2日目。

2009年2月21日 土曜日

しらさぎ座公演、2日目。

本日は、土曜日ということもあり、午前、午後共に大盛況でした。
芝居の方も、少しずつ落ち着いてきて、お客様のかけ声に答えるだけの余裕が出てきたようです。

今回の新作である、この『力持ち小太郎』は、前作にくらべて人形の数、絵の枚数も格段にアップしています。その分段取りが多く、稽古も苦労の連続でした。
比較的大きめの、人間の人形が多い今回の舞台裏は、まさに足の踏み場を選ばねばならないほどの混み具合。
おそらく、舞台裏をお見せしても面白い見せ物になるでしょうね。

それから、一部、生演奏が加わりました。
締め太鼓、ツケ板、拍子木などなど。
リズム感の鈍いわたしには、なかなか難しい注文で……。

力持ち小太郎 始動!

2009年2月20日 金曜日

しばらくご無沙汰していました『かかし座下呂日記』ですが、本日、2009年2月20日より、舞台初日にあわせて再び始めることになりました。
2009年は、昨年よりも公演期間もぐんと増し、2月20日から11月30日というロングラン公演です(一部休演期間あり)。ぜひ皆様、下呂温泉へおいでの際は、下呂合掌村の影絵昔話館『しらさぎ座』へお足をお運びくださいませ。そして、こちらの下呂日記も、どうぞごひいきにお願いいたします!

今年、2009年は、昨年たいへんご好評いただいた『しらさぎ伝説/お美津ギツネ』のうち、一本を入れ替えまして、『しらさぎ伝説/力持ち小太郎』という2本立てにて上演をいたします!

さて、初日までの道のりをしばし。
作品の制作、演出を手がけている、かかし座代表である後藤、それにわたしども俳優陣と、影絵の作画を担当する美術部員たちは、2月上旬より下呂入りし、稽古と作画、そして人形製作に奮闘しておりました。
中旬から照明、音響などの様々なスタッフ陣がいれかわりたちかわり下呂に来訪し、徐々に作品が出来上がっていきます。

そして、前日行われた内覧会も無事に終了し、
ついに初日。
雨がときおりちらつくあいにくの天候で、しかも平日だったのですが、1回目、2回目のステージともに8割以上のお客様にご来場いただきました。しかも、数名のリピーターさんもいらっしゃいました!
そのリピーターさんであるご家族さん、『昨年の千秋楽公演に来たんだけど、間に合わなかったんだよ。今日は観られてよかった』とおっしゃっていました。
『力持ち小太郎』の物語の舞台となっている小坂のかたがたも数名いらっしゃって、『大変面白かった』というご感想を頂きました。地元のかたがたにも喜んでいただけたなんて、ほんとうに嬉しいかぎりです。小太郎の碑がある長谷寺の元世話役様も来場されておりました。
これから数ヶ月の長丁場、そういったご感想をエネルギーにかえ、日々、公演を続けていこうと思っております。

公演後、宿舎で、美術部員やスタッフさんたちとともに、飛騨牛(!)をサカナに打ち上げをしました。
男性陣は、わたしも含め、酔い覚ましの散歩もかねて川の温泉池へ入浴にでかけました。
そこで、『下呂検定』を受験しに来られたという4人組のかたがたと下呂の話題で盛り上がりました。
『下呂検定』は、昨年から始まった、下呂の温泉や歴史・文化、入浴法や食、方言など多分野にわたっての「下呂通」度を試す検定とのこと。
これは、わたしも来年、受験しなくちゃ!

でも、残念ながら、試験の時間帯は本番のようです……。